犬を 2 歳から しつけ 直し するのは大変?
犬をしつけるのは、子犬のころから約1年。
1年~2年、つまり1歳から2歳の間に訓練を行うのが一番楽な手順です。
ここでいうしつけは、「待て」とか「お座り」などの基本的な訓練のことはなく、
人間との関係を教えるという意味です。
つまり、犬を人間大好き♪!にすることがしつけです。
2歳以上になった犬をしつけしなおす、訓練しなおすのは、子犬のころからのしつけにプラスして、最初に子犬のころの状態を把握する必要があります。
そのため、しつけしなおすには、犬を観察するということが大切で犬を好きじゃないと務まりません。
もちろん、子犬のころから育てた子のしつけしなおしという意味であれば、そうではなく主人側の態度、方法を変える必要があります。
2歳の犬のしつけをしなおした方法
うちの場合、里親で1歳の子をいれましたけど、しつけしなおすのに約2年ほどかかりました。
最初は、この子はどんな環境でどんな扱いをされていたのか、どういう癖があるのか、じっくりと観察しつつ調整を繰り返すことで、完全にうちの犬になりました。
一目見てその子を触った時に、見た目が美しく、かつ、賢いということがすぐわかる子だったのでしつけのし直しは案外簡単でした。
大きなものを怖がる、大きな音におびえるという、癖があり、これの調整に約2年。
大きなものを怖がるというのは、車のタイヤサイズの黒いものにおびえて散歩の時もへっぴり腰で車の脇を通るという状態でした。
対策として車の脇を通る時なるばく犬に体を近づけて車から離れて歩くようにし、毎日少しずつ車との距離を狭めていくという方法で乗り越えました。
問題は、雷や自衛隊の砲撃の音にパニックになるという癖です。
推測したのは、ゲージに閉じ込められっぱなしで、騒ぐとそのゲージを外から叩かれたのではないか。です。
雷を怖がる犬のしつけ
昔いたゴールデンも雷を怖がりましたけど、彼女が最初から雷におびえたのではなく、家を増築するとき、大工さんが使う金槌の音と2階からいきなり落ちてくる木片が結びついておびえるようになったと理解できました。
犬は、もともと上の方が視野にないため、上から何かがくることにすごくおびえます。
そういった状態は犬にとってめちゃめちゃトラウマになります。
2歳になってそのトラウマを持っていると直すのは時間がかかります。
雷などにおびえる犬を治すには、愛情オンリー。つまり、犬に安心感を与えることがポイントです。
うちの子の場合、雷対策は2歳になってからしつけしなおしました。
方法は、自衛隊の砲撃の音や雷が鳴ったら、すぐに犬がうごけないぐらいきつく抱きしめておきます。
抱きしめながら、胸の辺りを犬の心拍と同じ速さでポンポンと叩いてあげます。
徐々に心拍が落ちてきます。ここは、焦らず。そして、できるときにで構いません。
できるときでいいという主人側の気持ちが大切です。
主人がイライラしながら抱いても犬にはそれが伝わります。
ゆったりした気持ちで、犬を抱きます。このとき、両手がふさがるので何か暇つぶしの道具をもっていくと案外楽ですw
室内飼いならば、一部屋犬に明け渡す気持ちで、抱いてあげるとしつける側も楽になります。
犬を 2 歳から しつけ 直しの手順
1、それまでの犬の癖を観察する
2、癖と行動から犬のそれまでの環境を推測してその犬が不足しているものを知る。
知るといっても最初から正解を出せるわけではないため、試行錯誤が必要です。
3、同時に人間大好きの犬にする。
犬は、条件反射で行動させるのではなく、意思疎通によって行動してもらうと考えてください。
条件反射はあくまでも最初のアクションを促す方法です。
4、普通に訓練を入れる