子犬の育て方

スポンサーリンク

うちは、趣味でブリーダーをやってました。今は、子犬を有償譲渡できなくなりましたけどね。

趣味だったので「子犬を売る」というより、いい子犬をいい飼い主さんに渡したいという考え方でした。
そのため生まれた子犬は、基本的に3か月間親犬、兄弟と一緒にしておきます。

つまり、3か月間母犬、兄弟と一緒にしておくということは、最後の最後まで母乳を飲んで、兄弟喧嘩をさせるというのが目的です。

母乳は、子犬にとって免疫力を強める働きがあります。
兄弟げんかで犬としての一般常識、ルールを覚えさせます。

さらに子犬を抱っこしてあげて舌をちゅばちゅばすわせることで(子犬は様々なウィルスをもっているので、これは誰でもOKではないので注意してください)人間の臭いを覚えさせます。

さらに兄弟喧嘩の合間に子犬とプロレスをして遊んでやります。
プロレスでは最終的に「人間」が勝って終わるようにし、それによって人間には勝てないという気持ちを植え付けます。
つまり、上下関係の基本を覚えさせます。

子犬との遊び方

子犬のころに遊んだ「道具」を犬はずっとおぼえていて大好きなおもちゃとみなします。
そのため、木製のおもちゃで遊んでやると部屋の中の木製品(同じ匂いと感触のもの)は犬にとっておもちゃです。
紙製のおもちゃで遊んでやると犬にとって部屋の中の紙類はおもちゃです。

つまり、子犬のころなにで遊んだかがその子の一生の大好きなおもちゃです。

うちでは、人間の手をおもちゃと認識させるようにします。
手をかませたり、手でくすぐったり、ひっくり返して抑え込んだり、牙に指をかけて引っ張ったりして遊んでやります。

もちろん、他の木製のおもちゃなど「道具」を使って遊びません。
ボールも使いません。フリスビー犬やアジリティ犬にする子でも1年たってからの「教育」になります。

フリスビー犬の場合、フリスビーにフードをいれて~といった手順で犬に「フリスビー」そのものを好きにさせていって作ります。
犬は、1年もたつとおもちゃでも同一種類をおもちゃと認識するのではなく、そのものの形、色なども含めて「おもちゃ」と認識します。
そのためフリスビーと同じ素材だからとってむやみやたらにおもちゃと認識しないため余計ないたずらのきっかけにはなりません。

人間の体をおもちゃと認識させておくと、いつでも人間に絡んでくる子になります。
もちろん、若犬を過ぎたら「ダメ」「待て」をおぼえさせることで制御できます。
その結果、室内に置いていても部屋の中のものをいたずらすることがなくなります。

さらに、人間とあそぼうと、いつでもすきをうかがってこちらをみていますから、しつけや訓練(様々な技を覚えさせる)がやりやすくなります。

スポンサーリンク

関連記事

ページ上部へ戻る