最近犬のしつけでイライラさせられる。うちはそんなことないよ、なぜなら

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最近犬のしつけでイライラさせられる。うちはそんなことないよ、なぜなら犬をしつけてないからwww

最近言われたことですけど、
「犬がいうことを効かなくてイライラする時があるんですよ」
「いや、家庭犬でしょ?別にしつけしなくてもいいんじゃないですか?」
すると、
「しつけしないといろいろ迷惑かかるじゃないですか。」

犬のしつけ勘違いしてませんか?

犬のしつけ、訓練、調教

世間で言われている「犬のしつけ」というのは、どうも「しつけ」「訓練」「調教」が合体したものになってますよね?
しなければいけないのは、「犬のしつけ」だけです。

そして、その「犬のしつけ」にも2つの段階があります。
最初の1段階めのしつけが一番大切で絶対にやらないといけないしつけです。
2段目のしつけは、適宜に、必要ならばやれば?程度の話です。

一番大切な絶対に欠かせない犬のしつけ

一番大事な犬のしつけは、「愛している」ことを伝え、共有することです。

日本人は、愛情の表現が下手とよく言われますけど、犬のしつけの「愛情」は、逆に日本人的な愛情表現の方が適しています。
イギリス人は、犬の合使い方がうまいとよく言われますけど、日本のマタギの方がめちゃめちゃ優れています。

それはなぜか、イギリスの犬との付き合い方は、命令、符号によって行います。
それを良く効くか効かないかが「うまい」「へた」で言われます。

でも、日本のマタギが飼っていた犬たちは、何をすればいいのか自分で判断して行動します。
どっちがうまい?・・・いや、「うまい」という表現なら、イギリス人でしょう。
日本のマタギの犬の飼い方は、あんまり命令しないから「うまい」という表現は当てはまりませんね。

犬と阿吽の呼吸

イギリス人とマタギの犬との接し方は、阿吽の呼吸と命令による行動の違いで比べる物が違いますね。
「命令で動く」ことばかり強調されていますが、実は、イギリスだろうがオーストラリアだろうが「犬を使う」点では共通です。

つまり、どれだけ犬が阿吽の呼吸で動くかという点です。
犬がどれだけ主人を知っているか観察しているか、逆にいえば、そのようになるしつけができているかということです。
つまり、本当に必要な、絶対かかせない犬のしつけは、ここにあります。

一番大切な犬のしつけは愛情を伝えること

日本人の愛情は、「愛情」によって無意識に出る行為です。
だから犬のしつけにうってつけの表現方法なんです。

愛は、「何をする」といった具体的なものはありません。
強いて言うなら「そばにいてくれるだけでいい」「そばにいる」「守る」です。

常に犬の存在を意識して、語り掛け、触れ合う、それによって犬は飼い主を群れの仲間と信じ、信頼を寄せ、飼い主の気持ちを推察して行動してくれるようになります。
具体的にどうするかというのは、場面場面でことなりますので、そこに気が付いた方が作ったマニュアルが出ていましたので紹介しておきます。

JCB&AMEX 最大3分割 Inuversity(イヌバーシティ) ~いぬ大学~ 犬のしつけ教材

夜の子犬のしつけは大事。守られていることを伝える

うちでは、新しく子犬を入れると、まず夜はサークルに入れたりせず一緒に同じ布団で寝ます。

そのため、枕もとにペットシーツを広く展開しておきます。
初日は、部屋全体。それから日を重ねて枚数を減らしていきます。
子犬が夜中起きだして用を足す場所を確認するためです。

ほとんど同じ2~3か所の場所で用を足します。

犬は、臭いで敵に居場所をおしえることになるため本能的に寝床で用をたしません。
たまに寝ぼけたままでやっちゃう子もいますけどwww
まだ巣穴から出られない子犬は母犬がなめて処理します。

話がそれましたけど、夜一緒に寝るのは、子犬に「そばに守ってくれる人がいる」ことを伝えるのが目的です。
そのため夜泣きは一切しません。これも犬の本能です。声を出したら巣穴に敵を呼び寄せることになりますもの。
子犬のあったかさを感じながら寝てください(笑)

ちなみに留守中サークルに入っていてもらう「2段目のしつけ」は、この1段目のしつけのあとです。
うちは、永久的にサークルには、いれないので。

ありのままの主人を見せる

人が犬をなでる行為は、犬にとって母犬になめられているのと同じです。

子犬が来たころは、うれしくて子犬を撫でまわしますよね?
それはありです。でもね、抱き上げたりとか、母犬はする?抱き上げるのは手を使える類人猿ですね。

抱き上げられるというのは犬は嫌いです。
これほど不安なものはない。
抱き上げるなら、完全に体を密着させる、地面にいる状態と同じにする。です。

子供に子犬をあづけると子犬と一緒になってよこになりますよね?
体を丸めて子犬をお腹のところにもっていって撫でたり、子犬の鼻さきに顔を近づけて撫でたりしますよね?
あれって、正解です。なぜなら、母犬、兄弟犬のする行為と一緒だから。

ペットショップで入手した子犬は、月齢1か月程度です。
まだ、母犬のする行為、兄弟とする行為になれていない時期に連れてこられています。
不安いっぱい。恐怖でいっぱい。その状態で家に来た子を抱き上げる。不安と恐怖に火を付けます。

もちろん、繰り返していればなれます。なれますけど子犬のころのトラウマはなかなかなくなりません。

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最近犬のしつけでイライラさせられる。うちはそんなことないよ、なぜなら

最近犬のしつけでイライラさせられる。うちはそんなことないよ、なぜなら、うちは犬をしつけてないから。

つまり、一番大切なことは「おすわり」や「ふせ」「まて」「つけ」を教えることではありません。
犬のしつけは、訓練や調教のことを言っているのではありません。
犬に対して「飼い主(主人)」は、守ってもらえる、愛してもらえる対象であることを伝えることです。

それが伝われば、飼い主がしてほしいことを犬が悟ります。
少なくとも悟ろうとします。その状態だからこそ、符号と姿勢を伝えてあげるだけですぐに「いい子」になります。

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