犬が吠える理由に合わせたしつけ方※誰でもできる吠えない犬の育て方

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犬が吠える理由をご存知ですか?
その理由は一つではありません。
三歳児程度の知能があるといわれる犬を躾けるのは力でねじ伏せていうことを効かせるのは無理があります。
一時的に収まったとしてもすぐに再発、反抗されます。

犬が吠える理由と上手な犬のしつけ方を紹介します。


犬が吠える理由

犬が吠えるのにはわけがあります。
犬が吠える理由の多くは「なにかを伝えようとしている」に集約されてしまいます。
ですが、よりわかりやすくするために小分けにしてみました。

  • 警戒、威嚇しているとき
  • ストレスの発散
  • 興奮しているとき
  • おびえている時
  • 寂しいとき

犬が吠えるのは、警戒、威嚇している時

犬が吠えるのは、警戒、威嚇している時が多いですがそれぞれ強さがあります。

人が来たときに吠えるのは、
・歓迎
・主人に知らせる
・これ以上近づくな
です。

それぞれの理由吠えることを続けさせるといずれそれらすべての状態で吠えるようになります。
早め、早めの対処が必要になります。

歓迎の意味で吠える子のしつけ方

人が来た時に吠える子に対しては、犬に触れて落ち着かせます。
触れるだけで落ち着かないときは、抱きしめて落ち着かせます。

声を出して止めるのはダメです。
吠えたことに対して褒められたと勘違いしますし、仲間も応援してくれていると勘違いします。
勘違いしてしまうと、なぜおまえ吠えなんだ?吠えろよ!ということになります。

主人に知らせる

主人を背にして気配のする方へ吠える、時折主人をチラ見する。
これは主人に気配を教えようとして吠えています。

だまって犬を見ているようにします。
来客の場合は、主人以外の人間が対応するようにし、その役目が犬ではないことを教えます。

これ以上近づくな

警戒と威嚇の場合の吠え方です。

攻撃的な吠え方をする場合、犬を安心させる必要があります。
犬が安心させるためには、自分は守られる側だということを自覚させます。

散歩のときや普段の犬への接し方が重要になります。

散歩中は犬に引っ張られて歩かない。
常に犬よりも前を歩く。(犬を引いて歩く)
犬の要求を聞かない。
マテ、伏せの徹底(服従系のコマンド)

犬が吠える環境

吠えやすい犬を作ってしまうのは犬の環境にも原因があります。

犬小屋ではなくサークルを犬の居場所にしていませんか?

犬は、目が悪い(といっても動体視力はメッチャよいです)です。
ところが人間と同じで死角があります。それは頭上。

サークルで寝るのは、実は常に警戒している状態になります。
特に子犬の頃はびくびくものです。

お腹を上に向けて寝るようになるまでは犬は安心して寝ていません。
何をしていてもサークルの上から人がいきなり抱き上げる状態があったりするとなかなか安心しません。

小型犬の場合、ダンボールでもかまいませんが屋根のあるところを作ってあげてください。

犬を人が良く通りところにいませんか?

室内飼いでも室外飼いでもよくありますが、通りに面したところにつないでいたり、
道路に面した場所にサークルを設置していたりしませんか?

常にストレスがかかります。
そのため、ストレスが原因で吠えたり、警戒で吠えたりするようになります。

犬を音がうるさいところ、振動するところにいませんか?

前述と同じ理由です。
犬は耳が良いというのはご存知だと思います。

音がしているのは常にそれが何の音か判断しています。
これは小さなストレスになります。

室内飼いだと洗濯機がそばにあるとかストーブがそばにあるとかです。
また、振動に対しても案外敏感です。

ある時期から犬が吠えるようになるのはこれが原因だったりします。
犬のいる場所を安心できるところに移すことを試してみてください。

犬の育て方

主人との信頼関係、主従関係が出来上がることで犬はアイコンダクトだけで行動してくれるようになります。

犬の要求は効かない

食べ物をくれくれするのはとってもかわいいのですが、言うことを効いてはいけません。
シカトします。
特に要求しないときにサプライズで上げるようにします。

散歩のとき犬が行きたい方向へ行かない。
止まりたい場所で止まらない。

犬を前に出さない

散歩のときなどに人が後からついていかないようにする。

自分が主人を守らなければいけないと思ってしまうと、散歩中でもなんでも吠えまくります。
ひどい子は吠えながら散歩していたりします。

リードを短めに持ち犬を後ろへつかせて散歩するようにします。

自分の役目でないとわかると吠えなくなります。

犬の地位を一番下に設定する

上下関係を明確にしないと自分より下と思うものへの言うことを効かなくなったり、
逆に命令したりします。

命令に逆らえば当然お仕置きがまっています。
激しい場合、主人でもなんでも噛みつくようになります。

俗にいうアルファシンドロームです。

それぞれ具体的なやり方がありますが、ここでは別ページに譲ります。

犬が吠える理由に合わせたしつけ方まとめ

吠えてる犬を声で叱るのは、犬を興奮させたり、犬に勘違いをさせてしまうのでやめましょう。

犬の興奮を抑える方法を見つけることで吠えない犬にすることができます。

犬が吠えるのには理由があります。

理由を知り、その理由を改善するようにしてください。

こういった具体的な方法をかいたものも参考にするのもいいと思います。
⇒https://www.infotop.jp/click.php?aid=51390&iid=74029

犬を知る、犬をよく観察して、犬を理解することが良い犬を育てるコツです。

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