犬の甘噛みのしつけはいつからすればいいの?
これの答えは、「しなくていい」です。
犬の甘噛みのしつけはいつから・・・しなくていいです。
甘噛みされてると、最初のころは、それこそ甘いので痛くないですけど、少しづつ子犬の顎の力が強くなり牙がとんがっているのでかなり痛い(笑)
そんなころの子犬は、横になっておっぱいを上げていた母犬でさえ立って逃げ出しますwww
ここがポイントですね。
なぜ横になって寝ていた母犬は、立ち上がって移動するんでしょう?
乳房に吸い付かれる母犬も痛いです(笑)
子犬が小さいころは、母犬が立ち上がっただけで子犬の口が届かなくなりじたばたします。
でも、子犬は数日で立った母犬のおっぱいに届くようになります。
すると母犬は、移動を開始。逃げ出しますwww
子犬は、よちよちと追いかけますが追いつきません。がそれも束の間、数日で追いついてきます。
部屋の隅に逃げた母犬は逃げ場を失い絶体絶命!
その時、母犬は、どうするか。
がぅっ!
子犬ビクン!
甘噛みが痛くなったら「痛い!」って声を上げればいいんですYo。
それでも噛みついてきたら噛ませたまま、あるいは、顎の脇を抑え子犬の口をあけさせてそのまま手首をねじって子犬の口を抑え込みます。
子犬が降参するまでwww
手を噛まれているとき大事なのは、手をひっこめないということです。
手を引っ張ると牙が肌を引き裂きます。咥えたまま頭を振ろうとしますのでそれを阻止するために犬を寝かせます。
寝かせてから犬を動けないようにしつつ口をあけさせて手を抜きます。手を犬の口の奥へ押し付けても犬は苦しくなって口を開けます。
ようするに反撃してあげればいいんです。
反撃を繰り返していると「嫌がってる」ことに気が付いてくれますし、かなわないと悟ります。
子犬の犬歯が抜けて生えそろってきても甘噛みする場合は、同じように口を押えたまま犬を抑え込みます。
抑え込んで動けなくするだけでOK.犬が疲れてじたばたしなくなったら離してあげる。
この繰り返しです。
犬が寝ていたらなるべく犬の体を触りましょう
犬が寝ていたらなるべく犬の体を触りましょうというのは、寝ている無防備な状態に触られると犬は驚きます。
でも、飼い主のそばにいるときは安心。体に違和感を感じても問題ないことに慣れさせます。
その行為は、じょじょにエスカレートさせます。
鼻の穴に指をいれてみたり(もちろん、これは嫌がって目を覚ましますwww)
脚の肉球をなでまわしてみたり(もちろん、これはくすぐったがって足をひっこめようとします。でも逃がさない!しつこく足を拉致して撫でまわす!www)
股を開かせてみたり、ひっくり返してみたり。唇持ち上げて牙の隙間から指をいれてみたり。
その時に犬の体の細部まで触ってみます。
つまり、違和感のある場所をチェックします。
できものができていないか、牙は汚れていないか、耳の中は汚くなっていないか。
犬をさわらずにいると意外なところに病巣が巣食っていて病状が出てからあわてて病院に駆け込むことになります。
犬の行動の観察
犬はみているだけではだめ。
起きている時も体を障りましょう。
犬が嫌がるところは、寝ている時にいじって慣らしていってから(眠くて抵抗できなから寝ている時がチャンス)触ります。
特に、耳、口、首、脇、の辺りは念入りに。
痛くない程度にひっぱったりねじったりつねったり。
そうすることで犬の体の構造、骨の形もわかります。
すると犬はどうされると動けなくなるか、どうされると痛いのかが分かるようになります。
通常は、どういう形、どういう肉付き、どの程度の温度をもっているかが把握できていれば、太ってきたとかどこかでくじいたかも、などもわかるようになります。
異常を見つけた時点で病院へ駆け込むことができて病気などの早期発見にもつながります。
また、スキンシップを多くすることで関係もどんどん近づきます。
そんなところも人間と同じです。
さらに犬を触るもう一つのメリットは、飼い主ならば何をされても許すということです。
仰向けにされて抱き付かれても耳を引っ張られても別に大丈夫にしておくことで医者に連れて行ったときにおとなしく診察されてくれます。